
世の中には数多くの英語絵本が溢れており、我が子にぴったりな一冊を見つけるのは簡単ではありません。
しかし、子供の成長に合わせた正しい基準で選べば、子供は驚くほど英語絵本に夢中になります。
この記事では、年齢別の正しい選び方と、絶対に失敗しないおすすめの英語絵本12選を詳しく解説します。
この記事を読むことで、我が子が笑顔で英語に親しむための一冊が明確に分かります。
親子で楽しく英語の第一歩を踏み出せる方法を、ぜひ最後までチェックしてみてください。
子供が夢中になる!英語絵本の失敗しない選び方3つの基準
- 年齢や英語レベルに合わせた文字量の選び方
- 発音に自信がない親御さんを助ける音声サポート環境
- 子供の視覚や触覚を刺激する仕掛け絵本の効果
【基準1】年齢と英語のレベル(文字量)に合わせる
英語絵本を選ぶときは、子供の現在の年齢と英語のレベルに合わせることが最重要です。
日本語の絵本と同様に、年齢によって興味を示すポイントや理解できる文字の量は大きく異なります。
まずは一ページに1フレーズ程度の簡単なものから始め、徐々にストーリー性のあるものへステップアップしましょう。
焦って難しい絵本を選んでしまうと、子供が英語に対して苦手意識を持ってしまう原因になります。
【基準2】音声QRコード付きなど親のサポート環境で選ぶ
「自分の発音に自信がない」という場合は、音声サポートが付いている絵本を選ぶのがおすすめです。
最近の英語絵本には、スマホでQRコードを読み取るだけでネイティブの音声が流れるものなど、便利なものがたくさんあります。
正しい発音を綺麗な音源で聞かせることで、子供のリスニング力が自然と育まれます。
また、親御さんが発音のプレッシャーを感じずに、リラックスして一緒に楽しめる環境を作ることも大切です。
【基準3】仕掛け絵本や高コントラストなど視覚的・感覚的に楽しめるもの
特に乳幼児期のお子様には、視覚や触覚を刺激する絵本が絶大な効果を発揮します。
ページをめくると絵が飛び出す仕掛け絵本や、指で触って質感を楽しめる絵本は、言葉の意味が分からなくても夢中になれる工夫が満載です。
また、視覚が未発達な赤ちゃんには、はっきりとした原色や高コントラストな色彩で描かれた絵本が強く興味を惹きつけます。
「絵本=楽しいおもちゃ」と感じてもらうことが、英語を好きになる最初の大切なアプローチです。

手を入れて動かせるジョージのお パペットが付いていたり、トーマスが主人公でページごとにめくって楽しめる小さな窓が付いている英語絵本がお気に入りでいつも持ち歩き、ベビーカーに座って楽しんでいました。
かしこまって英語に触れるというのではない環境が大切!
ジョージのパペットを動かしながら英語の声掛けをしてみたり、小さな窓を開けてみたいと思わせる仕掛けは、指先の巧緻性にも繋がり、何度も開けては楽しんでいました。
まずは「おもちゃ」感覚で触れられる仕掛け絵本から始め、親御さんも音声サポートを頼りながらリラックスして読める環境を作っていきましょう。
【年齢別】初めてでも失敗しないおすすめ英語絵本12選
【0歳・1歳・2歳】五感で楽しむ!音とリズムの英語絵本4選
0歳から2歳頃までは、ストーリーの意味を理解することよりも、英語特有の「音」や「リズム」を心地よく感じる内容が大切です。
繰り返し同じフレーズが登場する絵本や、擬音語・擬声語がふんだんに使われている作品を選びましょう。
この時期に英語の音をたくさん浴びせることで、ネイティブの発音を聞き取る「英語耳」の土台が作られます。
また、指先を使って動かせる簡単な仕掛け絵本も、この年齢のお子様には抜群の反応を示します。
HIPPOPPOSITES

「カバ(Hippos)」と「反対語(Opposites)」を掛け合わせたタイトルの通り、さまざまな反対語をカバたちの愛らしい姿を通して直感的に感じられます。ページをめくるたびに新しい発見があり、英語のリズムと視覚的な驚きを、子どもから大人まで楽しむことができるシンプルながらもあたたかい雰囲気の一冊です。
Dear Zoo

世界中で愛され続けている、しかけ絵本の不朽の名作。めくる楽しさと、英語の心地よいリズムが詰まった最高に楽しい一冊」です。最後のページでどんな動物が送られてくるのか、ぜひお子様と一緒に箱を開けるドキドキを味わってみてください。
Curious George PAT-A-CAKE!

おさるのジョージと一緒に、手遊び歌を楽しめるボードブック。誰もが一度は聞いたことのある「Pat-a-cake, pat-a-cake, baker’s man…」というリズムに合わせて、親子で手を叩きながら楽しく読むことができます。ぜひお子様と一緒に手を合わせる楽しい時間を過ごしてみてください。
All Kinds of Kisses

世界中にあふれる「いろんな種類のキス」を通して、親から子へ、大切な存在への愛情を伝える絵本。愛情を言葉にして伝え、親子の絆を深めます。読み終えた後に、ぜひお子様に「キス」や「ハグ」をして、あたたかい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

中には、フワフワ・ザラザラ、など、手で触って楽しめるページもあり、毎回触りたがり、そのたびに楽しんでいました。
フワフワの毛足が少し黒っぽくなってしまったほどお気に入りでした!
0歳向けの絵本選びは、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。
【3歳・4歳・5歳(幼児)】ストーリーに引き込まれる定番絵本4選
3歳を過ぎると、絵本の中のキャラクターに感情移入したり、簡単なストーリーの流れを理解できるようになります。
世界中で愛されているロングセラーの定番絵本は、子供の心を掴む構成が完璧に計算されているため特におすすめです。
「次はどうなるんだろう?」というワクワク感を味わいながら、自然と日常英会話のフレーズを吸収していくことができます。
日常の挨拶や、色、数、動物の名前などが物語の中に自然と溶け込んでいる作品を選ぶと効果的です。
THE VERY HUNGRY CATERPILLAR

読んで楽しく、眺めて美しい、世代を超えて愛され続ける英語絵本のベストセラー。曜日、数、食べ物の名前、そして成長の過程という、子どもが興味を持つ要素が物語の中に自然に盛り込まれています。子どもたちが何度も読みたがる魔法のような物語です。
THE GRUFFALO

知恵と勇気が詰まった、イギリスで最も愛されている現代の古典ともいえる物語。詩のような軽快な韻が踏まれており、声に出して読むとリズムが良く、英語の音の響きを存分に楽しめます。読み聞かせる大人もついつい引き込まれてしまう奥深さを子どもと共に楽しんでみませんか。
GUESS HOW MUCH I LOVE YOU

愛情あふれるベッドタイムストーリーの傑作。言葉を超えて愛の大きさを伝え合う、親子の絆を象徴するような珠玉の一冊です。ページをめくるたびに、心が優しさで満たされるのを感じられる、あたたかくかわいらしい絵と物語の世界が広がっています。
WHERE THE WILD THINGS ARE

モーリス・センダックによる、児童文学の最高峰として知られる幻想的な絵本。いたずら好きの少年マックスの空想によって広がる、不思議で少し不気味で、でもどこか愛嬌のある「かいじゅうたち」とのダイナミックな冒険と最後にたどり着く『おうち』の温かさを描いた、世代を超えた名作です。

日本語で読み聞かせていたこともあり、お話の展開はもう知っているからこそ、「次のページはこれが来るぞ!来た!!」という楽しさもあり、自然と日本語の単語と英語の単語もつながって行きます。
特に『POP!』のところは英語の響きも元気でかわいく、一緒に大きな声で読んでいました。
【小学生〜】自発的な読書に繋がる英語絵本4選
小学生以上になると、ただ読み聞かせを聞くだけでなく、自分で文字を読んでみたいという意欲が芽生え始めます。
フォニックス(発音と文字のルール)を意識した絵本や、短い文章で構成された初級読本(リーダーズ)が適しています。
自分で読めたという達成感が自信に繋がり、将来的な英語学習へのスムーズな移行をサポートします。
まずは親が読み聞かせをし、徐々に子供が読める部分を交代していくなど、自発的な読書に繋げる工夫をしてみましょう。
THE CAT IN THE HAT

ドクター・スース(Dr. Seuss)による、英語圏で知らない人はいないと言っても過言ではないほど有名なユーモア絵本。魔法使いのようなネコが次々と繰り出すいたずらや、不思議なキャラクターの登場に、子どもたちは最初から最後まで釘付けになります。英語のリズムと遊び心が詰まった名作です。
Frog and Toad Are Friends

アーノルド・ローベルによる、世界中で愛され続けている心温まる友情の物語。シンプルながらも、登場人物の感情や情景を繊細に描写する美しい英語で綴られています。ページをめくるたびに、正反対の二人が織りなす穏やかであたたかい空気に包まれるような、そんな特別な一冊です。
HENRY AND MADGE The First Book

一人っ子の男の子ヘンリーと、彼が飼うことになった巨大で愛嬌たっぷりの犬、マッジの出会いと絆を描いた心温まる物語。本シリーズは多くの巻が出版されており、アメリカの小学校では教材としても使われています。気に入ればヘンリーとマッジと一緒に成長していくような長い付き合いができるのも大きな楽しみの一つです。
Nate The great

英語の初級読者向けミステリーシリーズの名作で、世界中の英語学習の場で活用されています。探偵ごっことパンケーキが大好きなネイトの少し生意気な語り口や、個性豊かな友人たちとの掛け合いが楽しく、物語として純粋に面白いのが特徴です。英語の読書が一気に楽しくなる、自立読みの第一歩に最適な一冊です。

赤と白のしましまの帽子をかぶったネコのキャラクターの動きのある絵と生き生きとした文章で、例え意味がまだハッキリとは分からなくても楽しく読み進められます。
なんとこのお話は236個の英語初心者向けの単語のみでできています!
この本をスタートに、だんだんとレベルを上げて行くのがおすすめです。
自分で読めた!という達成感を持ってもらえるよう、お父さんやお母さんが子供に読み聞かせをしてもらうのも良いでしょう。
スラスラ読めるようになったら、その文を書き写して、発音とアルファベットの関係を知ったり、英語の四技能習得のはじめの一歩にして行きましょう。
【体験談】英語が苦手なママ・パパが陥りがちな3つの失敗と解決策
【失敗1】良かれと思って難しすぎる絵本を選んでしまい子供が飽きる
親が「これくらい読めるようになってほしい」と期待するあまり、文字量が多い絵本を選んでしまう失敗はとても多いです。
子供にとっては意味の分からない言葉が長く続くだけの時間になってしまい、結果として絵本を開くことすら嫌がってしまいます。
まずは「少し物足りないかな」と思うくらいの、イラストが主役の絵本からスタートするのが失敗を防ぐ鉄則です。
子供が「楽しい!もっと読みたい!」と思える難易度をキープすることを常に意識しましょう。
【失敗2】親の英語発音に自信が持てず読み聞かせが億劫になる
「カタカナ英語になってしまって子供に悪影響がないか不安」という悩みは、多くの親御さんが抱えています。
この不安のせいで読み聞かせ自体の回数が減ってしまったり、義務感になって笑顔が消えてしまっては本末転倒です。
大切なのは完璧な発音よりも、大好きな親の声で楽しく英語に触れるという幸福な体験そのものです。
【失敗3】毎日読まなければと義務感になり親子で楽しめなくなる
「毎日1冊は必ず英語絵本を読む」といった厳格なルールを決めてしまうと、親も子も徐々に疲弊してしまいます。
子供が日本語の絵本を読みたがっている日に無理に英語を押し付けると、英語そのものを拒絶する原因になりかねません。
英語絵本の導入は、あくまでおやつの時間や遊びの延長線上にある、楽しいエンターテインメントであるべきです。

私自身も英語の発音には全く自信がなく、当初は堂々と読んで良いものか不安に思っていました。
我が子が小さい頃は、英語の絵本にCDが付いていることが多く、自信のなかった私はそのCDをかけて『はい、絵本を開いてこのお話を聞いて!』と子供に言っていました。
感情豊かな音声ではあってもどこまでページが進んだかも分かりにくく、我が子には向かなかったようで反応も薄く、英語の本は本棚に並べてあるだけのテキストのような存在になってしまった時も。下手ながらも練習がてら一緒に発音してみたり、絵の面白いところは日本語で語り合うなど、自然に楽しむことを優先しました。
すると、子供も『これ読んで!』と英語の絵本を持って来てくれるようになりました。
読み聞かせというのは正しい英語を聞かせることが目的ではなく、その時間を親子で楽しむことが目的です。完璧な発音よりも、親子で一緒に笑い合いながら絵本をめくる時間そのものが、子供の英語への扉を開きます!
英語絵本の効果を最大限に引き出す読み聞かせのコツ
親も一緒に楽しむ姿勢を見せる
子供は親の感情を非常に敏感に察知するため、親が退屈そうに読んでいると子供もすぐに飽きてしまいます。
感情を込めてオーバーにリアクションをしたり、親自身が「このお話面白いね!」と笑顔で楽しむ姿を見せることが一番効果的です。
日本語への翻訳はあえてせず、絵と音をリンクさせる
絵本を読みながら「これは日本語で〇〇っていう意味だよ」と、いちいち翻訳して説明する必要はありません。
英語の音と絵のイメージをダイレクトに結びつけることで、頭の中で日本語に変換しない「英語脳」が自然に育ちます。
英語の絵本に関するよくある質問(FAQ)
Q. 親の英語発音が悪くても子供のリスニングに悪影響はありませんか?
A. 全く悪影響はありませんので、安心して親御さんの声で優しく読み聞かせをしてあげてください。
子供にとって最も心地よいのは大好きな親の声であり、その音声が安心感となって英語へのポジティブな印象を作ります。
正しい発音のシャワーは、付属のCDや音声QRコード、英語のアニメなどを併用して補えば十分にカバー可能です。
Q. 子供が途中で飽きてしまったらどうすればいいですか?
A. 途中で読むのをやめてしまっても、全く問題ありませんので、すぐに他の遊びに切り替えましょう。
最後まで読ませることを強制すると絵本が嫌いになってしまうため、数ページ読めただけでも「英語に触れられたからOK」とたくさん褒めてあげてください。
無料で英語絵本を試せるおすすめアプリ・サイト
- 絵本ナビえいご 絵本ナビ英語
- Storyline Online Storyline Online
- Oxford Owl Oxford Owl
- Khan Academy Kids Khan Academy Kids
「絵本ナビえいご」は、絵本情報・通販サイト「絵本ナビ」を運営する株式会社絵本ナビが提供している英語学習アプリです。絵本好きのみなさんならご存知の絵本総合サイトを展開している「絵本ナビ」さんが、そのノウハウやネットワークを活かして、新たに英語学習に特化したサービスとして立ち上げたサイトです。
今回ご紹介した中では最も新しいサービスですが、絵本ナビさんが持つ「絵本に関する膨大なデータや知見」をベースに開発されているため、選書や学習の仕組みが非常に丁寧に作られているのが特徴です。
「Storyline Online」は米国の俳優組合(SAG-AFTRA)の財団が運営する非営利の児童文学プログラム。2000年代初頭からインターネット上で著名人による読み聞かせ動画を配信しており、圧倒的な実績と歴史を持っています。
我が家の子供が小さい頃はまだ英語に気軽に触れられる環境が今ほど整ってはいませんでしたが、Storyline Onlineは当時、現地に住む知人から勧められ使っていました。

子供が大きくなってからは
National Geographic Kidsをよく使っていました。
写真が非常に美しく、動物や自然、科学への興味を英語で広げられます。絵本だけでなく、動画やクイズも豊富です。
少し年齢が上がって、ノンフィクションに興味が出て来たお子さんに特におすすめです!
まとめ:お気に入りの英語絵本で楽しく英語の第一歩を踏み出そう!
- 英語絵本は「年齢・文字量・仕掛け」を基準に選ぶ
- 親の発音の不安は音声付きツールで補い、まずは一緒に楽しむ
- 義務感にせず、親子のハッピーなコミュニケーションツールとして活用する
子供向けの英語絵本は、年齢やレベルに合わせた選び方を守り、親子の楽しいコミュニケーションツールとして活用することが成功の鍵です。
完璧な発音や毎日の義務感にとらわれず、まずは仕掛け絵本や音を楽しめる定番の1冊から始めてみましょう。
大好きなパパやママと一緒に絵本を開いた幸せな記憶が、お子様の将来の英語学習を支える大きな原動力になります。
ぜひ、今回の記事を参考に、お子様がお気に入りになる特別な英語絵本を見つけてみてください。


